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創立25周年記念イベントの一つ、「イギリス花の旅」に参加した方たちで、このイベントにふさわしいイギリスの旅と活けこみを体験していただけました。“ウィンザー城”はイギリスのガイドブックに出てくるお城です。現在でも使われているヨーロッパで一番大きなお城です。ここの教会に活ける日がきました。
「イギリスの最高峰にあるこの建物に“イングリッシュクラシック”を思い切り活けて欲しい…」これが私の願いでした。そしてこの日それは着々と成功への道を歩んでいました。長い旅の疲れも見せず、メンバー全員の張り切った笑顔は、久しぶりに晴れ上がったイギリスの青空と同じくらい晴れやかなものでした。
ここはイギリス国家にとって重要な建物なのでセキュリティーはとても厳密です。皆の表情から重要文化財以上の場所にこれから花を活けるのだという緊張感が伝わってきました。下準備も整い、時間内に活け終えることができるだろうかと気にしていたことが嘘のようにスムースに運び、予定の時間まで一時間以上も余裕がありました。この頃になると、メンバーの緊張感は段々と心地よい優越感に変わっていった気がします。
観光客の視線を背に受けながら活けるのも、めったに体験できることではないでしょう。やはり皆、天井の高さに惑いながらも、あまりの広さに段々と気持ちが広くなっていくのを感じました。そして皆さんの最後の言葉が、“楽しかったです。活けることを充分満喫できました。”でした。
よかった。この言葉は私にとって最高のプレゼントです。遠く離れている日本とイギリスの歴史の架け橋にもなれたのです。
その後この教会の司教様のお宅で、本場のティーをご馳走になりました。司教様の奥様が入れてくださったお茶は、きっとメンバーの方たちの一生の宝となり、いつまでも心のどこかにしまって置ける体験となったと思います。
この旅行記は次回に続きます。

写真を撮ることが許されませんでしたが、教会管理職の方が夜、私たちのために撮ってくれた写真をここに掲載いたします。
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中の祭壇:翌日土曜日のミサのために、キャンドル付きアレンジメントは翌日のミサでのクリスニング(赤ちゃんの洗礼式)用
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{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{外の祭壇:教会側のリクエストで“生け花風”に活けました。ツーリストからもお褒めの言葉を頂きました
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外の祭壇に対で活けましたが、広過ぎて普通のカメラでは2つのアレンジメントが一緒に入りませんでした。教会から秋の色にお褒めの言葉を頂きました